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yumiriya’s diary

今の自分が感じたり考えてることを綴っていこう

豪快なおじいちゃん②

おはようございます😊


今日は調理員として頑張る1日です😅
月末の仕事は先週末に程終わらせているので、他の職員のフォローにまわることが出来ます。


さてさて、今朝は例のやらかしてくれるおじいちゃん②を書きたいと思います。




ある夏の日でした。私には母方に同い年の女の子と一歳年上のお兄さんの従兄弟がいます。


3人で浜辺で遊んでいたとき、おじいちゃんがやってきました。


「おーい!お前ら今から沖へでるぞ!」


「えー!おじいちゃん、私沖へ行ったことないから恐い…」(私)


「○○、沖へ行ったことないんか?恐ないで。じーちゃんいこいこ。」
従兄弟の家は漁師の一家なのでへっちゃらです。


私はブツブツ言いながらも港へ行きました。



「お前ら船に乗れ!」


「おじいちゃん、これってボートちゃうの?漁船ってもっと大きいんちゃう?あのかっこええ船、どうしたん?」


「ぴーちゃんの世話代になったんや。」



え?おじいちゃん、本気かいな?
やっぱりおじいちゃんのやることは理解できん…はぁ…



で、肝心なぴーちゃんは?

「おじいちゃん、ぴーちゃんはどーするん?」(私)


「そこへ置いとけ。ぴーちゃんはお留守番や。」


「えー!おじいちゃんぴーちゃん、誰かに連れていかれるんとちゃう?」(私)


「大丈夫や。ぴーちゃんにはかっこええじーちゃんを見せたらなあかん。」


んー。またいつものおじいちゃんのヒーロー発言がでたよ…


そこへ、同い年の従兄弟が船に乗ろうとしたとき、従兄弟がバランスを崩してしまい、おじいちゃんを突き飛ばしてしまいました。


ジャボーン!!!


「おじいちゃんが海に落ちた!おじいちゃんが死んじゃう!」(私)


「○○、じーちゃんなら大丈夫や。頭はいっとるけど、あれでも昔はマグロ漁船の漁師やったんや。ほっとけ。じきに上がってくるわ。」


たった数秒がその時はとても長く感じたのを覚えています。



「ブハー!○○、落ちんでよかったのう。じーちゃんなら大丈夫や。」


「じーちゃん、うちの代わりに落ちてくれて、ありがとう。」(従兄弟)



おいおい、どんな返しやねん。
落ちてくれてありがとうって…

と冷静に思いつつも、おじいちゃんが上がって来たとき、びしょ濡れのおじいちゃんに抱きついて泣いている私がいました。



「おじいちゃんが死ぬかと思った。よかった。生きとった。」


「○○、お前は優しいのう。ほな、沖へいこか!」


「おじいちゃん、着替えんの?」


「あほう!孫をかばって海へでる。かっこええ話やないか。ぴーちゃんも見とるんや。このまま行くで!」


ぴーちゃんにかっこええとこ見せてどないするんや。アホはやっぱりおじいちゃんやな。
私は染々思いました。



かわいいぴーちゃんは私達を見送ってくれました。



15分程しておじいちゃんはエンジンを止めました。



「お前ら綺麗やろ。あれが地平線っちゅうんや。あの地平線の向こうには違うお国の人が住んどって、違う言葉をしゃべっとるんやぞ。世界っちゅうもんは広いぞ。」



私は生まれて初めて地平線を見ました。
真っ直ぐでとても綺麗でした。

やっぱり、おじいちゃんはかっこええなぁ。
と感動していたのも束の間…


おじいちゃんが船をUターンさせたとき、おじいちゃんの後ろ姿に夕陽があたりました。
その時、おじいちゃんがロン毛になっているではありませんか!



さっき海に落ちたとき、おじいちゃんはワカメを髪の毛に張り付けたまま上がって来たのです。
しかも、ワカメと髪の毛が一体化してしまう(笑)


やっぱり、おじいちゃんはアホや。
素直に思いました。



「おーい!ぴーちゃん!ただいまー!」



おじいちゃんがぴーちゃんに手を振る姿をみて、アホやけど、大好きなおじいちゃんや。






祖父から見せて貰った「地平線」は一生忘れられません。
本当に綺麗でした。



「世界は広い」



マグロ漁船でインド洋に行っていた祖父の感じていた事を今は大切に心の中に閉まっています。



まぁ、この祖父にして私ありですね(笑)

笑いと笑顔を忘れずに、今日も楽しみます☆








本日もお読み頂きまして、ありがとうございました😊🍀